大学の先生に直接授業を教えてもらえる。大学に行って授業が受けられる。現在、頻繁に行われている高大連携では、決して珍しくはない企画である。8月25日、26日には芸術学部の先生方に来校していただき、2日間で8講座の授業を実施していただいた。また、8月30日には、美術コース全学年、バスで送迎していただき、成安造形大学の学内で、生徒がそれぞれ希望する9講座を実施していただいた。
我々教員は、それぞれの講座の授業を、巡回中、断片的にしか拝見できなかったが、学年・クラスを越えて受講している姿、普段の授業では味わえない授業展開で、目を輝かせる生徒達に、大変新鮮味を感じた。
今後の高大連携の理想像として、たとえ大学側が、入学生の確保という目的は前提にはあるにせよ、高校生の年代が、今何に興味があり、どのような手段でコミュニケーションをとるのか、教員側の投げかけたボールを、どのように返すのかをリサーチできる格好の機会であるように思われる。
加えて、我々高校側の教員も、授業展開の切り口、課題の豊富なバリエーション、大学の先生方の生徒に対するアプローチが、大変刺激になり、勉強させていただく部分が非常に多い。したがって、このように考えれば芸術への間口を大きく広げるということでは、原点である物作りの楽しさを全面に押し出すことにより、高大連携の範囲に留まらず、芸術全体の発展に大いに寄与できることは、間違いない。
我々の年代が、高校生の時代に高大連携で、このような授業展開は想像もつかなかったが、生徒達はこのように恵まれた状況をどう捉えているのだろう。少なくとも、感謝する気持ちを忘れず、謙虚に自分自身を見つめ直し、自分の進むべき道の指針になれば、このような高大連携の規格は成果があったといえるだろう。
最後に、高大連携のワークショップでお世話になった、大阪成蹊大学の先生方、成安造形大学の先生方、関係各位の皆様方に書面をお借りして厚く御礼申し上げます。 |
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