的場葉瑠香(大阪成蹊女子高校 平成18年卒)
女子槍投げで学生チャンピオン |
| 第78回日本インカレ(9月4~6日東京国立競技場)女子やり投げで、55m58(日本歴代8位)の見事な記録で優勝の的場さん。「今日はとにかく勝つことを意識し、誰に抜かれても必ず抜き返す、とはじめから思って競技していました」と言いながら本当に優勝してしまいました。中学では恩師の先生の指導を仰ぐ為、わざわざ先生の転勤先の校区まで引っ越す程の熱いハートの持ち主。高校時代もインターハイ2位と大活躍。陸上部監督の佐々木先生も、「まだまだ伸びる」と彼女の将来性に太鼓判。その反面「よくここまで成長した」と他の先生方共々目を細める様子。今年6月、本校での教育実習を終えてから、記録も大幅更新し絶好調。今回はそんな彼女の素顔に迫ります。 |
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・インカレチャンピオンになった心境は?
中学の頃から日本一になる事を目標にしていたので、目標を達成することが出来てとても嬉しく思っています。 |
・最近好調ですがトレーニングや生活面で大きな変化はありましたか?
トレーニング面では、大学2回の冬期練習から、大学3回の冬期練習までの1年かけて体力レベルの強化を中心に行い、今年の大学4回でスピードを意識出来るトレーニングに切り替えました。少ない知識を使こなすには、どうすれば良いか毎日考えながら陸上競技と向き合うようになった時、身体能力や技術の向上がみられました。
また、生活の面では早寝早起きの規則正しい生活をし、食事を自ら作るように心掛けました。
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・学生生活ってどんなもの?
大学では自分の将来を見据えて必要な単位を修得していくので全てが自己責任になります。また、他府県から入学する人も多く、色んな刺激を受ける為、すごく充実した毎日であり、とても楽しい学校生活を送っています。 |
・高校時代の思い出は?
体育祭や文化祭、修学旅行などの行事が大学にはほとんど無いので、高校での学校行事がとても心に残っています。 |
・後輩達に何か一言!
陸上競技をやっている限り、誰にでもチャンスはあります!そのチャンスを掴むか逃すかは自分自身。諦めずチャンスを掴む為のアンテナを張って何事にも100%の気持ちを忘れずに日々の練習頑張って下さい! |
・高校の先生方へのメッセージをお願いします
高校の3年間、教育実習の約1ヶ月の間、大変お世話になりました。先生方と一緒に過ごした日々を振り替えると、これからの自分に役立つ事ばかりです。この先、教員を目指す者として勉強と競技、そのほか仕事などの両立頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願い致します。 |
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選手個々の自主性を尊重し、目標意識を高め、自ら考えてトレーニングできる選手の育成に尽力なされた佐々木先生。彼女の成長の影には、常に遠くから見守り続けた、温かい眼差しがあった事を見逃せません。
とかく出る杭は打たれる我が国では、出る杭を伸ばす指導が選手育成の場で求められます。正に規格外の成長を見せた彼女に益々期待は膨らみます。
阿部晃子さん(平成9年卒・日本体育大学)に引き続き、2人目の槍投げ学生チャンピオンを生み出した本校陸上部。
季節は秋から冬へ。いよいよ駅伝シーズン到来です。 |
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2009.10.9 |
編集後記
最近話題の『思考の整理学・外山滋比古著』によると、「今の学校はグライダー人間ばかり育てている。自らの力で飛べる飛行機人間を育てないといけない」と書かれています。的場さんの話を聞いて、あらためて立派に自らの力で夢に向かって羽ばたいている様子が伺えます。彼女の後を追える選手よ、早く出て来い! |